食育の宝島

キッチンは、食育にとってなくてはならない場所。
知識と経験の宝庫なんです。

日々の生活の中で食事は生きていく上での大切な要素。
この「食」なくして、人間が生きていくことはできません。

今回は、日々何気なく行われている家庭での食にまつわる色々なことを
食育の観点からみていきたいと思います。

(1)材料を買う、選ぶ
料理の材料を揃えるための買い物には、社会生活を送る上で子供に経験させておきたいエッセンスがいっぱい詰まっています。
・ものの値段を知ること
・安くていい食材を選ぶこと
・合計いくらになるか計算すること
などなど。
また、自分でわからないときは、お店の人に尋ねることも、子供がコミュニケーションの取り方を覚える絶好のチャンスになります。

(2)材料のことを知る
四季があり、南北に長い日本には、さまざまな気候風土に育てられたその土地ならではの食材があります。
新鮮な食材の色、香り、風味を産地とともに教えてあげましょう。

(3)道具や使い方を覚える

料理道具は、料理を美味しく作るために長い歴史の中で発展してきた知恵の産物です。
包丁や火は便利ですが、使い方を間違えると、とても危険です。
使い方をきちんと教え、そばで見守ってあげましょう。

(4)食べたら片付ける
後片付けは、生き方の姿勢やきちんとした生活習慣を学ぶ機会。
食器を洗って元の場所に戻し、テーブルの上を拭く。
後片付けをちゃんとしてこそ、また気持ちよく料理が楽しめることをしっかり教えてあげましょう。

段取り上手になろう!

料理上手は段取り上手。

いくら味付けが良くても、手際が悪いとなかなか料理ができません。
結局時間がなくて、1品しか作れなかった〜では、楽しみに待っていた家族も「今日はこれだけ?」なんてことになりかねませんね。

料理上手は、段取り上手。
段取り上手は、生活上手です。

食材を揃えることに始まり、何を先に切り、何を先に煮て、と頭を常に回転させて料理は作られます。
包丁を使ったり、火を使ったりする場面では、神経を集中させてけがのないようにしなくてはなりません。
料理をする上での段取りは、生活の諸問題を処理する場面や、仕事や勉強を手際よくすることにも通じるものがあります。

もっと、料理を子供たちと一緒にやってみましょう。
トントンと野菜を切る音、お鍋が煮える様子、魚が焼ける匂い。
キッチンは子供の五感を刺激し磨いてくれる場でもありますね。
いい味、いい匂い、いい音・・・そんな記憶をたくさん持った子供は思いやりの心も磨かれ、人にも優しく接することができるのではないでしょうか?
現代に起こるいじめもこの身近なキッチンから解決するかもしれませんね。

親のテキパキとした料理をする姿を見て子供は学びます。
教えられたことは心に残ります。
子供と楽しくおしゃべりしながら生活を学習。
食への関心も深まり、より一層、食育へとつながっていくことでしょう。

料理で脳を活性化

よく、「料理をすると頭がよくなり、ボケ防止にもなる」と言われていますが、それは何故でしょうか?

料理は、思考や理解、記憶やコミュニケーション、情操や創造力をつかさどる前頭葉の働きを活発にするからなんです。

料理を作ろうとするとき、脳は過去の美味しい記憶や家族の健康のこと、さらに喜ぶ反応やレシピなどを瞬時にイメージします。
そこで、例えば、「サンマの塩焼きをメインにしよう!」と決まると、次は早速材料を求めてスーパーへ。
サンマは目や背を見て、活きのいいものを選びますね。
それから、副菜も旬や栄養のバランスも考えながら無駄なく食材選びをしていくことでしょう。

台所に戻り、段取りに合わせて料理を開始します。
お湯を沸かし、その間に煮物の材料を切り、味付けを工夫したりとかなりの地集中力で作業をこなしていきます。

実は、人間の脳の進化は食が拓いた(ひらいた)と言われるほど。
脳と料理は切っても切れない関係なんですね。
料理のお手伝いは、子供の脳の発達を促し、同時に家族への思いやりや感謝の心までも育てる、まさに一石二鳥の食育ですね!

料理をしよう!

家庭の主婦にとって毎日の料理は楽しむというより、むしろ大変な方が先に来るのではないでしょうか?

「今日のおかずは何にしよう?」「材料は何を使おうか?」
スーパーへ買い物に行き、食材を見ながら材料を選択していきますよね。
もちろん、お財布の中身とも相談しながら^^;

料理を作ることは、まず考えることから始まるんです。
そこに、「どうしたら美味しくなるかしら?」「家族が美味しく食べてくれるにはどんな味付けがいいかしら?」など、工夫や思いやりも加わりますね。

少し考え方を変えてみてください。
この料理こそ、子供にとっては最高の生活学習の場。
そう、食育の場でもあるのです。
料理を通して食の大切さや物を作る事の楽しさをしっかり体験させてあげることが出来るのです。
そう考えれば、毎日の料理も子供と一緒になって楽しくできそうですね。

よく、愛情込めて…なんて言われますが、料理は思いやりの心の行為です。
料理を作るということは、料理を作ってくれる人の気持ちがわかる、食べ物を残さず食べるという心遣いも生まれてきます。
料理を通して、ぜひ子供たちに人を思いやる気持ちを伝えたいものですね。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。