言い換えれば、自然のサプリメントですね。
しかし、近年では、促成栽培などによって人工的に作られた野菜の栄養価は自然のものの2/3程度しかないと言われています。
また、食材によっては、さらに少なく半分以下になることも。
たとえば、冬のほうれん草は夏のものに比べビタミンCの含有量が約3倍もあります。
しかも、美味しくて価格も安いですね。
3拍子揃った自然の旬のものを賢く利用しましょう。
●魚の旬と野菜の旬
魚の旬は、魚が産卵する前に餌をたくさん食べて脂がのっている時期。
野菜の旬は、生命力が充実し、一番収穫量が増す時期。
出始めの『走り』、最盛期の『盛り』、そろそろ終わりになる時期を『名残り』といい、栄養価が一番高いのはやはり、『盛り』です。
日本は、南北に長いので旬もまた桜前線のように移動していきます。
春から夏にかけての旬は北上。秋から冬の旬は南下していくことを覚えておくといいですね。